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「シャカシャカ」生地の正体は? GORE-TEX・POLARTEC・eVent 比較!

 

ここ最近、ウエアの生地について興味が湧いてきています。

ウエアの生地をしっかり知ることにより、今後、着るものをうまく調整して快適に過ごせるようになりたいと思います。

今回はよくわかっていないけれど、着る機会や聞く機会が多い「GORE-TEX」から派生して「POLARTEC」「eVent」の3つについて山博士に教えてもらいました。

この先出てくる、浸透性と通気性の2つの言葉の定義は下記の通りです。

・浸透性:蒸れを外に逃がすこと(水は通さず水蒸気を外に逃がす)
・通気性:空気を外に通すこと(水蒸気と空気を外に逃がす)

GORE-TEXゴアテックス

まずは、歴史が1番深いGORE-TEXから見ていきます。

GORE-TEXがアウトドア商品やレインウエアとして登場したのが1976年。

それ以前は登山用のレインウエアはまともなものが存在せず、完全防水だけれど透湿性はゼロという素材のレインウエアを使うか、ポンチョなどの通気性を確保した形態のものを組み合わせて使っていたそうです。

しかし、完全防水の透湿性がないものを着ていると、服の中に汗が溜まり続けることになるのでびちょびちょに……考えるだけで風邪ひきそうw

その前とかは熊の皮にロウを塗っていたとか!(気になって詳しく調べようと思ったけれど、一瞬出てきた画像がグロすぎてやめました……)

この発明が登山関連用品に大きなインパクトを与え、GORE-TEXが登山用具関連で最も人を救った発明と言われている理由がわかってきました。

GORE-TEXの特徴

GORE-TEXを作っているのは、日本ゴア株式会社という、なんともまぁそのままな名前の会社名なのですが、元々は医療分野の心臓を保護するシートなどを作っている会社だったそうです。

そんなGORE-TEXの特徴は、透湿性と防水性に優れているところ。
つまり、水蒸気は通すけど、雨は通さないということです。

私は今までGORE-TEXは1枚の生地のことを言うものだと思っていましたが、メンブレンという防水透湿の膜であるということを知りました。

これが今回わたしが1番伝えたいことというか、私の中の大発見でした!!!(無知)

わかりやすい図を拝借してきました。

この真ん中にあるのが膜。GORE-TEXです。

下から出てくる細かい粒の水蒸気は外に出ることができます(透水性がある)が、上から落ちてくる大粒の雨は通さない(防水)という構造ですね。

そしてこの図の黄土色の生地に耐久性があるものを、下の黒い生地は肌触りを良くするものが採用されることが多いようです。肌触りが良いものを採用する理由としては、GORE-TEXそのままだと汗などで肌にくっつき、ペタペタしてしまうから。

ただ、GORE-TEXを使える生地はGORE-TEXの素材が活かされると認定されたものしか使えません。言われてみると確かにそうだよな、と思いますよねw

GORE-TEXの構造

上記の図のような3層に分かれている構造を3レイヤーといいます。
それ以外にも外の生地とメンブレンのみの2レイヤー2.5レイヤーなど構造は様々あるようです。

上の図のような、2.5レイヤーは3層の時に使用する裏地よりも「非常に薄くて軽い、丸編みニット」を使用しているため、肌触りがよい上に、体から発する蒸気を外に逃しやすいらしいです。

着てみると、軽くなり、ゴアゴア感がなくなるそうです。(ゴアだけにw)

よく使用されているブランド:NORTH FACE・mont-bell(※独断と偏見です)

NeoShell(ネオシェル)

NeoShellはトレイルランをやっていると、見かける機会の多いPOLARTEC社の商品の1つです。

調べているうちに知ったのですが、POLARTEC社は元々、革新的な保温を目的としたウェアの素材としてフリースを開発したことによって注目されるようになったそうです。

また、重要な顧客の1つに米軍がいるので(すごすぎ……)、過酷なシチュエーションで高いパフォーマンスを可能にしつつ、快適性や機動性をもつ素材という難易度の高いリクエストに応えているそうです。

NeoShellの特徴

NeoShellの特徴は防水透湿性がとても優れていて伸縮性があること。

また、耐水圧の表記を数万+mmとしていかにすぐれているかを表している素材もある中で、「10,000+mmの耐水圧があれば、衣類の内部は十分にドライであり、より数値が高いからといってさらにドライになるわけではない」という姿勢を貫いて、より快適な状態を保ち続けることを大事にしていると感じます。

正直な話、耐水圧を数字だけで見るとGORE-TEXやeVentの半分ぐらいです。(それでも雨具として充分通用するレベルに高い!)
ただ、透湿性に関しては他の素材よりもずば抜けてよい。そんな感じです。

よく使用されているブランド:Teton Bros.・Answer4・Mountain Martial Arts・patagpnia(※独断と偏見です)

プチ情報として教えてもらったのが、Teton Bros.の ”Tsurugi Jacket” が日本ブランドの製品として初めてPOLARTECのAPEXAWARDを受賞したことが、両ブランドともに転機になったそうです。

これはPOLARTEC社と共に開発したKnit Backer NeoShellを使用しており、ジッパー位置が細かく調整されており、より快適に過ごせる作りになっています。

eVent(イーベント)

英国BHA社が開発した延伸PTFE 「ダイレクトヴェンティングシステム」の防水透湿素材です。

eVentの特徴

eVentの特徴は、裏地が貼られていない分、ダイレクトに湿気が抜けていく構造になっており、GORE-TEXよりも透水性が高いことで知られています。ただ、裏地がないのでポロポロと生地が剥がれることもあるそうです。

ここはもともと英国のメーカーで、比較的にプルオーバーといって前後にあきがなく、頭からかぶって着る形式の衣服をよく作ります。
日本だと着脱がしづらいためあまり人気がないのですが、フルジップじゃない分、軽く動きやすく、圧倒的な透湿性を持っているため、プルオーバーの特徴がより活かされます。

よく使用されているブランド:OMM・Rab(※独断と偏見です)

まとめ

今回は「GORE-TEX」「NeoShell」「eVent」の3つについて教えてもらい、それを元に改めて情報収集してみました。

1つ1つの違いや優れている点を理解することができ、とても勉強になりました。ただ、同じ透湿性という言葉でも、各社によって想う気持ちや考えが違うので、「これは単純に蒸れないことや数字だけで良し悪しを決められない」と思いました。

つまり、生地や着心地って知識が頭の中に入っているだけではダメで、実際に山で着た場合の透湿性能・快適性能でわたし自身がしっかり確かめるべきですね。

今回はそれが分かったことも大きな収穫です。また、ほんの少しの興味だったウエアの生地について調べていくと、思ったより奥が深く、歴史があり、おもしろいと感じてきました。やっぱり知らないことを知るのはたのしい!

 

2018年を振り返ってみたら超長文になったよ

 

ごあいさつ

皆さま、こんにちは!そして明けましておめでとうございます!
2019年になりましたね。年が変わったからどうこうってあまりないと思っていたのですが、社会人になり、少し考えが変わりました。

わたしの会社は1月から上期がスタートします。
そうなると、年が変わるということ=リセットされ自分にとって大きな一区切りと感じ、正月休みはじっくりと今後を考えるいい機会になりました。

時間がたっぷりあったので、2018年の振り返りと2019年、仕事もそれ以外のことも、どうしていくか整理してみました

わたし自身がこの1年を忘れないためにメモのようなつもりで書いたら超長文になってしまいました。もうここで読むのを辞めるか、気合い入れてお読みいただけると幸いです。

2018年の振り返り

【大学生活】

去年の今頃はまだ学生でした。普通に就職活動をしたあと、ヨーロッパやアメリカ、それ以外にもこれでもかというくらい海外や国内問わず、旅行に行きました。

アメリカのゴールデンゲートブリッジをサイクリング

絶景すぎたヨセミテ!いま見るとここを走りたいと思う…

2度目の就職活動

ひと通り行きたいところに行け、落ち着き、内定先の研修が始まったところで自分の就職活動に対してもやもやが。わかっていたけれど隠していた自分の気持ちが出てきたような気がしました。
このまま社会人になったら、気持ち良く働けないと思い、再び就職活動をスタートしました

縁と運に本当に恵まれ、いまの会社に内定をいただき、インターンを始めたのが2017年12月。もう1年たちます。時が経つのはあっという間です。

「卒論はちゃんと書いたほうがいい」

大学を卒業するための単位は足りていたので、卒業論文は書かずにゆるゆると卒業しようと思っていました。しかし、わたし大学で何の勉強を何した?という思いと、「卒論はちゃんと書いたほうがいい」という言葉に感化され、真剣に卒論を書くことを決めます
今までの人生でちゃんと勉強して来なかったので、人生で1番しっかりと本を読み、考え、その考えたことを文字にするという作業をしました。

テーマは「日本人のはたらくについて」。自分の中で興味のある分野だったので楽しく、知識も蓄えることができたので書いて良かったと思っています。また、この頃はPCをほぼ触ったことがなく、9割 iPhone で完成させました

のちにこの頑張りは無事卒論優秀賞という形で返ってきたので、本当に頑張って良かったと思いました。

一緒に写っているゼミの先生がたくさん協力してくださった。ありがとうございました!

トレイルランニング」というスポーツ

毎年10月に開催される斑尾高原トレイルランニングレースに興味本位で応援に行ったことで初めて存在を知った「トレイルランニング」。

とにかく走ってる人みんなが楽しそうで、キラキラ見え、ゴールして笑いながら言い訳したり…大の大人がこんなにも子供のように笑って楽しんでいるなんて、どんなスポーツなんだ?!と思ったのを今でも覚えています。

実は、中学の頃、2年間ほど陸上部に所属していました。日々の練習が嫌で嫌でしょうがなく、「いかにサボるか」を常に考えて過ごしていました。
そのため、大会や駅伝に出ても大した成績も残せず、マラソン大会でも絶対に毎年全校2位で、走ることなんて大っ嫌いだ!!と心の底から思っていました。

だからこそこんなにも楽しそうに、しかも平坦道じゃなくデコボコした山道を走るなんてちょっと頭おかしいとすら思ってました。しかし、ちょっと興味の湧いてしまった、頭のおかしい私はランニングを復活してみました

その時の様子がこちら
あ、お気付きだと思いますが、完全にカタチから入るタイプです。

初めての大会(ハーフマラソン)からの高尾

何か目標がない頑張れないタイプなので、12月にハーフマラソンで2時間切りをすると決めてほどほどに走って(いや、ほとんど走っていない)いました。

サポート体制が万全だったので何とか1時間53分でゴール!
しかし「やっぱりロード楽しくなーーーい!!」と思い、感覚がおかしくなっていたんでしょうね、高尾へ行ってみることにしました。

トレイル記念日は2月18日。今年もこの付近に高尾へいきたいと思います

これが本当に楽しかった!!!

下りは今まで自分が体験したことないくらい速いスピードで走れるし、そのために集中するので、下りきった後の頭のスッキリ感がたまらなく、なんと言っても自然の中に身を置けることに癒しを感じ
って書いていてわたしも相当やばい人になってきてしまったなと感じて来ましたw

大学生活の終了、新社会人へ

先ほども少し触れましたが、無事に卒業でき、新社会人へと1歩を踏み出します。

ただ、4月直前まで大学の大好きなみんなとバリに現実逃避へ。
最後はみんなで「明日からがんばろうね!」と言い合えて本当にいい時間でした。

「chillだね〜」と言いながら語り合った夜

まず4月初日は前々からエントリーしていた青梅高水トレイルへ!
いま考えると元気すぎるw

22位でしたが、試走をしていたこともあり楽しく走れました

そして急に思い立ち、髪を20cmバッサリカットし、社会人生活を迎えます。

【社会人生活】

■何事も怒涛の日々だった4月

毎日毎日が刺激的で、いくらインターンで行っていたとは言え、学生と社会人は責任の重さが私にとっては全く違いました。全くです。

まずは基本ですが、週5日間しっかり働くという生活リズムに慣れることに必死でした。家に帰ったら速攻で寝る、起きて仕事…の延々ループでした。

特に行きと帰りの電車では起きていられず、すぐ寝てしまうし、家に帰ってからやりたい事がなに1つ出来ない自分にストレスを感じていました。慣れないことが多く、いっぱいいっぱいだったんだと思います。

そんな事もあってか、土日のトレイルは自然に触れ、電子機器に全く触れない数時間を過ごせるのでいい息抜きになっていました。

決して忘れないUTMFエイドボラで見たトレイルランの衝撃

4月末にはUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジという約170km、累積標高約8000mの距離を走る日本初の100マイルトレイルレースにボランティアとして参加しました。

MMAエイドだったためこのロングT頂けた!!大切に着てる

このレースはトレイルランナーにとって憧れのレースで、これに出ることや完走するために走っている方も多くいらっしゃいます。そして制限時間は46時間なので、ギリギリで走る方は丸2日間動き続けることになります。

私がしたボランティア内容は142km地点にあるエイドステーションという水分や食べ物を補給できるコース途中にある施設で全選手をサポートするというものです。
着いてすぐは青梅高水でお話しできた矢田夕子選手を含め、有名選手の応援をでき、とてもワクワク過ごしていました。

しかし、夜が明け、朝になると衝撃の連続でした。

本当に申し訳ないのですが、トレイルのマイルレース耐性がなかったわたしには走ってくる選手のケモノ臭や、バタバタと倒れるように休んでいる人、目が虚ろになりフラフラと木にぶつかりそうになりながらも動き続ける人…正直こわかったです。どう接すればいいのか分からず困惑したのを覚えています。

何よりも声をかけても目すら合わせてくれない、何も反応してくれない人があまりにも多く、「頑張ってください」って言わない方がいいのかなと思ったり…ここまで頑張れる原動力みたいなものはなに?と考えてしまいました。
参加して良かったなと思ったのは、今まで走る人のことしか考えていなかったけれど、ボランティアや運営の方に対しての有り難みがとっっても実感できたことです。

100マイルという競技に対しての感じ方はいろいろ変化しているのでまた別記事として残しておきたいなと思っています。

■悩みの5月と久しぶりの登山

5月は仕事では目に見える成果を出すため必死でした。
頭の中は数字・数字・数字!勝手に人と競ってみては落ち込んだり嬉しくなったりしていました。いま考えると周りのおかげで、任せてもらえていたところが比較的ラクな部分だったので成果が出たんだなと思います。

そしてトレイルランニングではなく、ちゃんとした登山に本当に久しぶりに行きました。栃木なので少し東京から離れたためか、景色が圧倒的に綺麗でした。

会社の登山部で!途中でコーヒー飲んだり、風に耐えたり楽しすぎた

■Answer4と出会った6月

6月になり、私にとって2度目のレース、黒姫トレイルランニングレースに出ました。13kmのショートレースですが、私にとってはながーい距離。

走るまでに時間があり、出店を見ていたら、「これトレイルのブランド?」と思うくらいお洒落で可愛いブランドを発見。これがAnswer4との出会いでした。

もともと可愛くてよく着ていたMMAのパンツスカートと絶対合う!と思い、買った瞬間にそのTシャツを着て走り、転びながらも13位になれました。

当日も服が可愛いって何人かにお声がけいただけた!

■ほぼ記憶のない7月

この1ヶ月は仕事でイベントや新機能のリリースや新メディアチームの結成など、本当に気が休まらずめちゃくちゃテンパっていた記憶です。
人数が少ない中、キツキツとピリピリとしながら楽しくやれたのではないでしょうか。
あとはフジテレビで弊社の特集があり、社長の横で少し映ることができました。

他にも質問したのに最後にしたしょうもない質問が取り上げられて恥ずかしかったのはここだけの話

トレイルは、7月の初めに丹沢にはじめて行き、塔ノ岳の景色の壮大さに感動した直後に脚を壊したこと。同世代のトレイルランをやっているチームFFFCに入れていただき、一緒に高尾を走ったことが大きな想い出です。
Instagramをやっていて良かったと思いましたw

■トレイルに没頭した8月

8月の最初は野沢トレイルフェスに出ました。
今まではなんとなく楽しく走っていたらゴールしていたという平凡野郎だったのですが、これは初めてダメダメレースになりました。詳細はこちら
このときに助けてもらったのがORGANIXというジェル。今ではわたしのお守りみたいになっています。

ちょっと悔しかったこともあり、この頃から毎週のように土日は山へ。周りに驚かれるほど完全に「トレイルランニング」にハマっていきました。うん、完全にハマってしまいましたね。

■運に恵まれ、掴んだボリュームたっっぷりの9月

9月は本当にいろんな運を掴むことができ、1番濃い1ヶ月だったと思います。(①~⑤までありますw)

ICC に行く

まずは仕事ではICC @京都という経営者や本当にスゴイ方たちのセッションを朝から晩まで聞き勉強することのできるサミットに参加させていただく機会をいただけました。もう、めちゃくちゃ刺激を受けました!!
そして私にとっては話が難しすぎて全然ついていけないところで前の方にいるおじさんたちは楽しそうに笑っているのを見て、私もこの話を笑って聞けるようになりたいと思いました。

カタパルトで優勝者が決まった瞬間

また、9月入社の同じチームの大尊敬しているパイセンがいるのですが、入社してから超即戦力で仕事できすぎて自分の無力さにトホホ…と思った月でもありました。

②『トレイルラン2018秋冬号』に載る

全部で6ページにも渡る特集でした

そして、とにかくハマっていたトレイルではトレイルラン2018秋冬号宮﨑喜美乃選手の特集でモデルをさせていただきました。

きみのさんってクールな美人選手だと勝手に思っていましたが(本当に勝手にw)、めちゃくちゃ気さくで本当に気が使えてサバサバしていて楽しすぎる撮影でした。このあとも気にかけていろいろとメッセージもくださる本当にいい人。まじでいい人。。

わたしをモデルに選んでくださった立子さんに感謝でいっぱいです。

③Tomo’s Pitの撮影に協力させていただく

そしてまたしても怖いくらいラッキーだったのが、Answer4のコバさんと『生涯で100マイルを100本完走』するtomoさんと一緒に高尾を走れたこと!

そしてTomo’s Pitの撮影に協力させていただいたことです。これも本当に楽しくて貴重すぎる体験だったにも関わらず、のほほんと平和な気持ちで #高尾最高かって何度も思えました。

信越五岳サポート

そしてこれは大きな出来事でした。
信越五岳トレイルランニングレースTeam MMAとしてサポートをしました。

ここに渋井さんとカメラマンの小野口さんを加え6人の「Team MMA

全く時間が読めず「どうしよう。」「大丈夫かな?」の時間が多かったため一晩がとても長く感じました。エイドに見えた瞬間に「あ〜生きてる!」ってホッとする、そんな繰り返しでした。
待っている間にめちゃくちゃ大盛りの定食屋さん行ったり、真っ暗な山道をスリル満点な運転してくれたりw、いろいろ楽しい時間過ごさせてくれたたかまるさんに感謝!

⑤初めてのアルプス

そして9月最後の想い出が、きゃみさんと一緒に飛田さんに白馬に連れて行ってもらいました。その時の飛田さんに作っていただいたムービーはこちら

大雪渓を初めて見ることができた

■またまた記憶のない10月

7月もそうだったけれど、記憶がないって忙しいを言い訳に目の前のことだけでいっぱいいっぱいになっているってことですよね。余裕持ちたいなぁ。持ちたいなというかもう持たなきゃね。

10月もイベントが多かった。あとはCMスタートがスタートしたりと、毎週毎週、本当に、目の前のことに対応するのでいっぱいいっぱい。

1番の反省は自分に余裕がなかったから同じチームの人にも当たりが強くなったような気がすること。平穏な気持ちを保つのが大変だった…

勝負レース「Madarao Forest Trails」

覚えていますか?去年の斑尾高原トレイルランニングレース。私が「トレイルランニング」という競技の存在を知った大会です。だから個人的にも想い入れがあったし、また来たぞ感がありました。そしてまさかじぶんが走るなんて思ってもいなかったと(他人事)

26kmという距離自体も走ったことがなく、前日に今までやったことのなかったコースを頭の中に叩き込んで(腕に書いて)どこでジェルを摂取するか…など一応計画を持って臨みました。

その甲斐あってか、走っている最中は過去最高に楽しく、トレイルもふかふかで下りも気持ちよく最高でした!!!そしてゴール!!!

結果的には8位と、あと2人に抜かされなければ入賞できた順位でした。

表彰式の隣で寂しげに写真を撮ったよ…今年がんばろうね、わたし

しかし冷静に考えると最後の方に圧倒的に軽やかに抜かれたことと、わたし自身も出し切っていたのでこれ以上順位はあげられませんでした。完敗です。しばらくするとじわじわと、絶対かなわなかったことも含め悔しくなってきたので来年は必ず入賞することに決めました。

■いろいろに悩み挑戦した11月

11月もイベントが多く、今度こそ目の前のことをこなすだけになってはダメだぞと思いつつチーム一丸となって程よいヒリヒリ感で頑張れたと思います。この頃からチームの人数もぐっと増え良くも悪くも1人1人と距離感ができたような気がします。

挑戦したと言える大きな出来事は人前でセミナーをしたことです。
セミナー開催が決定したのも直前でかなり追い込まれましたし、わたしにとっては来て下さる皆さまが大の大人で本当に緊張しました。正直、始まる直前はガクガクでした。始まって3分くらいしたら緊張ふっ飛ばしに成功し、なんとか無事に終わったと思います。

初めてちゃんと資料も作りました楽しかったけどこだわりすぎて慣れていなさすぎて寝不足の日々

今後は待っているだけではなく自分たちからリードを増やしていかないとと再認識した機会になりました。

トレイルでは日光国立公園マウンテンランニングで前泊をし、車で行って帰ってくるだけではない、観光含めレースに出る楽しさを知りました。

脚が痛くて痛くて最後の方は全く走れずでしたが、全体で10位になることができました

レースディレクターのゆかりさんTシャツときみのさんから頂いたジプシー

前々から走ってはすぐ怪我を繰り返してはいましたが、この頃から尋常ではない痛みになってきておりそろそろちゃんとフォームをごそっと変えないといけないと思い始めました。これは今も改善中です。まだすぐ怪我します。
ちなみに日光のときはそりゃ足痛めるよっていう豪快な下りでした。

他にはFFFCのトレイルラン女子会という名のえりこさんの山飯スペシャルを味わいづくしました。山の楽しみ方をまた1つ知りました。
ドボンも山飯もいつも新しいことを教えてもらえて嬉しい!

また、goodr(グダー)というLA発のランニング用サングラスのイベントに参加させていただきました。値段が張るランニング用サングラスが多い中、goodrは低価格でランニングに必要な機能は揃っているというスグレモノサングラス。

#goodrfamily の皆さまとランウェイショーをしました

■イルミネーションと豪華すぎる年末スペシャルな12月!

ここまで書いていて思いましたが、長い!!
1年ってあっという間と思っていましたが結構みっちりとしていますね。

12月は奥武蔵クイーンズトレイルラン走力的にもメンタル的にも全くロードを走れないダメさを知ることからスタートしましたw それでもロード練習をしたくありません…誰かどうにかしてください。

他にはjaybirdという1年前から愛用していたイヤホンのイベントに招待していただいたり、tomoさんのTTK100上映会に行ったりしました。

また、GRでイルミネーションランをし、これまた繋がりが広がったり、UTMFのボラでお世話になった方と再会したり、初めての織田フィールドに行けました(見ただけ)。

GRでイルミネーションラン

豪華すぎる皆さまとクリスマスを過ごさせていただいた!

最後に天狗24耐のサポート中に誕生日を祝っていただくというサプライズをしていただき、明け方に天狗コースを1周!本当に最高のトレイルランニングの締めくくりとなりました。

構ってくださった皆さま、ありがとうございました。
引き続き2019年もなにとぞ!よろしくお願いいたします!

料理の達人で本当に本当に本当に優しいたまきさん

仕事ではチームで合宿をし、来期ミッションも決まり、めちゃくちゃ大変そうとお腹痛くなったけれど、ふつふつと頑張る意欲が湧いてきていて良い調子です!Y(やっていき)!

【まとめ】トレイルも仕事も総括の振り返りとこれから

トレイルランも仕事も始めて1年も経っていないペーペーな私がここまで楽しく過ごせたのは、周りの人のおかげと環境に恵まれていたことが大きいと思います。あとはたくさんの運にも巡り会え、しっかり掴んだこと。
これはインターンを始めてすぐ、社長に言われた言葉の影響が大きいです。

「運がいいことはとても大事なこと。いいタイミングでチャンスが転がってきた時に飛び込む勇気と瞬発力、そしてそれを離さない握力、それをものにする実行力。」

そしてわたしの生活を豊かにしてくれ、人との繋がりを広げてくれるトレイルランニング。「社会人になったら仕事以外では出会いないから」ってめちゃくちゃ先輩方に言われてた(これは恋愛で??)けれど、明らかに人との繋がりは広がり、見える世界が変わったと思っています。

そしてトレイルランニングが楽しいと思っているのも普段のヒリヒリと緊張感のある楽しい仕事があってこそだと最近思ってきています。

2018年は何事も楽しい好奇心で過ごしてきました。しかし、もうそれだけでは通用しなくなると思ってきてると思うので、2019年は「たのしむ」ための基礎力と耐性を上半期でガッチリつけて、下半期はたのしくわがままに飛躍する1年にしようと思います。

「がんばるゾー!」という気合いだけだとすぐ潰れるので、仕事ではQiitaにまとめた内容をしっかり進めていき(ここではザックリで終わらせます)、トレイルでは、わたしに足りない「基礎走力」「筋肉」「怪我をしにくい走り方」「知識」を蓄えることから始めます。

最後の「知識」についてですが、今回このnoteをはじめた1つの理由でもあります。学んだものをアウトプットする場所として今後もここで更新していこうと思いますので気が向いたら見に来てください。

ここまで読んでくださっている方はいないと思いますが、この長く読みづらい文章をお読みいただきありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

加藤桃子